こんにちは、Dr.チャッピーです。普段は医療情報を中心にお届けしていますが、今回は少し趣向を変えて、私の個人的な体験を共有したいと思います。実は、今年の1月から5年日記を始めました。この取り組みを通じて感じたことや、継続することの大切さについてお話しします。
祖父の日記から学んだ継続の力
先日、祖母の頭部検査の際、医師から過去の検査歴について尋ねられたことがあったと、祖父が教えてくれました。そのとき祖父は「数年前に別の病院でMRI検査を受けた際、金属らしきものが見つかり中止になったことがある」と話したそうです。私は祖母が頭の手術を受けたことは聞いていなかったので、「それは本当なの?」と尋ねたところ、祖父は5年日記を取り出し、その記述を見せてくれました。まず、日記をつけていることにも驚いたのですが、
その日記の背表紙には「⑤」と書かれており、これは5冊目だとのことでした!
祖父が20年以上も毎日日記を継続していることを知り、改めて尊敬の念を抱きました。私には20年以上も続けていることなんて、何もないので正直びっくりでした。
実際、祖父は「Googleの位置情報がずれているから直してほしい」など、高度な質問をしてきます。
しかも自分なりに調べて対策を試した上での質問であり、80代後半の祖父の明瞭さは、この日記の習慣が一因なのではないかと思いました。
Dr.チャッピーの5年日記の挑戦
祖父の影響を受け、私も今年の1月から5年日記を始めました。まだ始めて1ヶ月ほどで、過去の記録を見返すことはしていませんが、1年後に同じページで前年の自分と再会できるのを楽しみにしています。ただ、ブログの更新が滞りがちな私としては、日記も三日坊主にならないよう気をつけなければと思っています(笑)。
日記をつけることのメリット
日記をつけることには、以下のようなメリットがあります。
- 記憶の定着:1日の出来事を振り返り、文章にまとめることで、記憶が整理され、定着しやすくなります。
- 認知症予防:日記を書くことで脳全体を使った効果的なトレーニングとなり、認知症予防に効果的とされています。
- ストレスの軽減:自分の感情や考えを文章にすることで、気持ちの整理ができ、ストレスの軽減につながります。
- 自己理解の深化:日々の記録を振り返ることで、自分の思考パターンや行動傾向を把握し、自己理解が深まります。
- 目標達成の促進:日記を書くことで、自分の目標や進捗を確認し、達成に向けたモチベーションを維持できます。
日記を続けるためのコツ
日記を継続するためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 無理のない目標設定:最初から完璧を目指さず、短い文章や箇条書きから始めることで、負担を減らし継続しやすくなります。ちなみに私は5行だけでいい5年日誌を購入しました。

- 書く時間を固定する:毎日同じ時間に日記を書く習慣をつけると、リズムができて続けやすくなります。私は寝る前か、無理なら次の日の朝に書くようにしています。
- ポジティブな出来事に注目:その日にあった良いことや感謝したいことを書き留めることで、前向きな気持ちになり、日記を書くことが楽しみになります。
- ツールの活用:手書きの日記帳だけでなく、スマートフォンのアプリやパソコンを活用することで、より手軽に日記を続けることができます。
- アクションプランの設定:日記の内容から、今後自分が実践することを書くようにすることで細かい目標を設定します。私の場合は、朝5時に起きるとか、23時過ぎたらスマホを使わないようにする。などどんな些細なことでもいいと思います。
まとめ
祖父の日記習慣から学び、私自身も5年日記を始めることで、継続することの大切さや日記を書くことの多くのメリットを実感しています。皆さんも、日記を始めてみませんか?きっと新たな発見や気づきが得られることでしょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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