マツダ君の悲劇再び!?腹腔鏡手術についても解説!外科あるあるマンガ「カメラとんとんっ」

マンガ

こんにちは!Dr.チャッピーです。

またしてもブログ更新が滞ってしまい申し訳ありません。インスタにも載せましたが、最近本業が忙しくてできていませんでした。

気が付いたらGWに入りますね。皆様はGWいかが過ごす予定でしょうか。コロナ禍になって生活はがらっと変わり、今年のGWもどこにもいけないのでしょうか。また自由に遊びに行けるような社会になってほしいなと思うばかりです。

このブログをご覧いただいた皆様に

外科の病気のことをみんなに知ってもらって人生を快適に過ごしてもらいたい

自分のマンガを様々な方に楽しんでもらいたい

というのが私の目標です。

私の書いたブログの中で、研修医のマツダ君の話がよく読まれています。

リンクを貼っておきますので、見てない方は要チェックですよ!

そんなマツダ君に関するエピソードをもう一つ持ってきましたので、ぜひご覧ください。

マンガの中では腹腔鏡(カメラ)についても語っています。

  • 腹腔鏡ってどんな手術?メリット・デメリットは?
  • カメラってどんなことするの?
  • マツダ君は今回どうした!?

そんな事について書いておりますので、楽しんでください!

外科研修あるある「カメラとんとんっ」

マツダ君…今回も不幸な目にあってます…(笑)

まじめな性格が災いしてしまったのでしょうか(´;ω;`)

腹腔鏡手術とは?

今回は腹腔鏡手術の話です。

腹腔鏡手術とは簡単に言うと

「お腹に小さな傷を開け、カメラで見ながら手術をする」

という手法です。

よく手術説明の時に患者さんに

「あっ!お腹を切らない手術ね!!」

と言われますが、お腹は切ります!

小さな傷で済むので、術後の体の負担が少なくなるというものです。(術後侵襲が少ない)

そのため、術後の回復が早いのです。

今までなら10㎝以上お腹に傷を開けないと出来なかった手術が数㎝の傷でできるようになったのです。

腹腔鏡手術の手術が最初に始まったのが、1980年代後半とのことです。

まだ30年くらいの歴史の浅い手術方法ではあるのですが、外科で最初に腹腔鏡が始まったのは胆のうを取る手術で、今では腹腔鏡手術が第一選択となっています。

今ではロボット支援下での手術が始まっており、30年の短い期間で飛躍的な進歩を遂げている分野になります。数十年後には遠く離れた場所で名医の手術を受けるような未来が待っているのかもしれません。とてもロマンを感じます!

腹腔鏡手術のメリットは?

腹腔鏡手術のメリットについて解説します。先にまとめて書きますね。

<メリット>

  • 小さな傷でできる(体への負担が少ない)
  • カメラでより細かいところを見ることができる
  • 術野を共有できる(みんな同じ画面を見ることができる)
  • 開腹で届かないところが腹腔鏡でなら届く

ざっくりまとめましたが、

腹腔鏡手術の最大のメリットは同じ視野をみんなで共有できることだと個人的には思います。

開腹手術ではそれぞれの場所から手術を見るので、場所によっては全く見えないのです。

これについては前の記事でも書いてますので参考にしてください。

同じ視野をみんなで持つことで、手術の状況が把握できるだけでなく、手術が終わったら見直すことができます。手術をしてみながら復習ができることは、手術の質の向上を飛躍的に上げていると思います。

また内視鏡手術認定医という資格があり、実際に行った腹腔鏡手術のビデオを審査委員会に提出し、安全かつ適切な手術手技が行えているか、過不足なく切除できているかどうかなど査定を受けます。受験する先生が多くなったこともあり、最近の合格率は3割を切る狭き門となっています。

ちなみにこの資格を取ってもインセンティブはつきませんが、内視鏡外科医として一目置かれるのは間違いないです。

最近では内視鏡認定医を取るための勉強会が多数開催されています。最近はコロナ禍なのでオンラインでビデオを供覧し、どうしたらさらに手術が良くなるかなどを議論します。

腹腔鏡手術のデメリットは?

次にデメリットについてまとめてみます。

<デメリット>

  • 出来ない場合もある(高度癒着症例・腸が拡張して見えない・全身麻酔リスクがある場合など)
  • まだ明確なエビデンスがない分野もある(進行癌の手術に対して腹腔鏡で十分な手術が出来るのか?など)
  • 見えすぎることで損傷することも(深く入り込んでしまう)
  • 手術手技の習得が必要(縫合技術など二次元での操作に慣れる必要あり)
  • 咄嗟の大出血には対応が難しいことがある

色々あげましたが、これからは腹腔鏡手術が主流になってくることは間違いないです。

私も医学生時代に腹腔鏡をシミュレーションでやる装置で糸を結んだりする練習をしました。これから腹腔鏡教育も発展して、すべての外科医が腹腔鏡をやる時代が来ると思います。

しかし、開腹手術がなくなることは絶対ないと思います。

まだ私も若手の外科医なので、先生に手技について指導を受けることは多々ありますが、

「最近は腹腔鏡手術が多いからだけど、開腹手術の手技がまだまだだね。」

と言われることもしばしば…

外科医人生まだまだこれからですので、どちらの手技もしっかりできる外科医を目指していきたいと思います!

マツダ君は大丈夫!?

腹腔鏡手術にはカメラが必要です。このカメラですが、電気メスの煙ですぐ汚れるんですね。煙を取りのぞく排煙装置などもあるのですが、それでも汚れてしまうので適宜きれいにする必要があります。

また洗浄液を流した時にカメラが水を被ってしまって、水滴で見えなくなることがあります。これも吹けば直るのですが、水滴が落ちればある程度見えるのでマンガのコバケン先生のように

「とんとんっ!」

ってやって水滴を落とすんですね。

まあ、マンガのやつはやりすぎです…(笑)マツダ君、またもや死にそうな顔してました…

腹腔鏡手術はカメラが命ですから、研修医にとっても手術に参加している感が出て、とてもやりがいがあると思います。(外科医の妄想かもしれませんが( ^ω^)・・・)

ちなみにカメラワークがうまい研修医は、外科医から熱い勧誘を受けることになります。(笑)

チャッピーの目標は?

私が外科医を志した理由に腹腔鏡手術に魅せられたことがあります。

先ほど述べました内視鏡認定医はとても名誉ある資格で、ロボット手術にもつながる資格ではあるので私も取得を目指したいと思っています。(まずは専門医が先なのですが…)

皆さんも仕事で必要な資格があると思います。何か目標をもって普段の仕事に臨むことは、自分の仕事の質を高めることにつながるのかなと思うんですね。私は目標に向かって頑張る人を応援したいです!

なかには、なんも目標ないよ~っていう人もいるんじゃないでしょうか。

それもありかなって思うんですけど、漫然といきていくよりはなにか目標を持って仕事に臨む方が人生に張りが出て毎日楽しく過ごせるんじゃないんでしょうか。

私も長期的な目標は内視鏡認定医を取ることですが、ブログに関しての目標は今年100記事書くことです!書いた瞬間から無理かも!って思ってますが、何とか頑張りたいと思います。

皆さんに楽しいマンガやブログを届けられるよう引き続き努力していきますのでよろしくお願いいたします!

まとめ

今回の学びは

  • 腹腔鏡手術は体への負担が少ない手術である
  • 内視鏡手術認定医は内視鏡外科医にとって目標となる資格である
  • カメラがうまい研修医は、外科医から好かれる
  • 目標を持って生きたほうが人生楽しいかも

でした。

最近、皆さんに還元できるようなまとめができていないような気がします…(笑)

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コメントもお待ちしております。

今日はこれで終わりです。最後までご覧いただきありがとうございました!!

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