研修医は手術中に〇〇と戦っている!?外科研修あるあるマンガ「研修医の戦い」

あるあるマンガ

こんにちは!Dr.チャッピーです。

更新が遅くなって申し訳ありません。書きたい話は何個かあるのですが、マンガにして皆様にお送りするのにどうしても時間ががかかってしまいます。

「あーなんか更新しているな。」くらいで待っててもらえればうれしいです(笑)

このブログをご覧いただいた皆様に

外科の病気のことをみんなに知ってもらって人生を快適に過ごしてもらいたい

自分のマンガを様々な方に楽しんでもらいたい

というのが私の目標です。

今回は外科研修のあるあるについてマンガにしました!初期研修中の研修医はあるあると思ってもらえるかなと思います。

  • 研修医のあるあるってどんなの??
  • 外科研修ってどんなことするんだろう??

そんな人向けの内容になってます。それでは楽しんでください!

外科研修あるあるマンガ「研修医の戦い」

大学の医学部を卒業すると、医学生は研修病院に就職します。

いわゆる研修医(初期研修医)と呼ばれる職業です。最近の制度では2年間色んな科を回って各科の基礎を学び、自分の志望する科を専攻することになります。

外科の研修で、研修医は外科にかかわる疾患を学び、縫合や糸結びなどの研修を行います。また回診を手伝ったり、検討会で手術予定の人のプレゼンテーションを行って、つっこまれながら学んでいきます。

そして、マンガにも書きましたが、実際に手術にも入ります。

「鈎引きこうひき

と呼んでいますが、筋鈎という手術中に視野を拡げるための道具があります。

出典:看護roo!(筋鈎(ランゲンベック扁平鈎)) 

これを皮膚や筋肉にひっかけて手術の視野を展開します。(もちろん形はたくさん種類があります。)

この「鈎引き」の仕事… 非常に奥深いんです。

マンガでも言っている通り、研修医の立ち位置からはほとんど見えないことも多く、

あまり顔を出すと、執刀の先生に「邪魔っ!」って怒られてしまう。

つまり

「何やってるかも見えないし、見えてもわからない。」

という状態で何時間もずーっと手術に入ります。

例えて言うなら、

知らない道を車で走っている状況で

運転手(執刀医)助手席の人(助手)が話をしていて、

後部座席に座っているのが、研修医です。

先頭の席で話している内容は聞き取りづらく、何を話しているかわからない。

そしてどこを走っているかもわからない。どこに向かってるかもわからない。

こんな状況で

「絶対に寝てはいけない!!!!」

という指令が出ている状態

普通に考えて、「眠たくなりますよね。」

もちろん、大変な手術の場合

研修医のポジションに外科のスタッフが入ります。

手術がどう進んでいくか、執刀・助手の先生がどう視野を展開してほしいか

次に何をすると手術がスムーズに進むか

執刀している先生方の考えを先読みしてサポートするのです。

それがより質の高い手術と手術時間の短縮に影響してくるのです。

ちなみに勘のいい子だと、研修中に何も言わずにそれができる子がいます。

そういう子が来ると

「あっ…この子 可愛い♡」

となるんですね。そこから外科への勧誘が始まるわけです。(笑)

でも、これは一般社会でもそうかもしれませんね。仕事を先読みして、お膳立てするのがうまい人が重宝されないわけありません。

外科研修でもみんなスタートラインは一緒なのに、人によって差ができます。

どんな仕事でも

  • 次に起こる事柄を予測して準備ができること
  • 相手の気持ちを察して、行動すること

は大事だなと思います。先読みが間違ったとしても、相手を配慮して行ったことであれば、

私はいいのかなと思います。

「この時は本当はこうしてほしかったんだよー」と伝えて、お互いに修正していけば物事はよくなっていくじゃないのかなって思うんですが、どうですかね?

(なかなか言えないんですけどね(笑))

コメントいただけたら嬉しいです。

まとめ

今回の学びは

  • 次に起こる事柄を予測して準備ができること
  • 相手の気持ちを察して、行動すること

でした。

マンガにも書いた通り、次回は研修医のマツダ君(仮名)に起こった悲劇を

書きたいと思います。

興味を持った方はInstagram & Twitter フォローしていただけると嬉しいです。

コメントもお待ちしております。

今日はこれで終わりです。最後までご覧いただきありがとうございました!!

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