オペ室ナース(オペ看)さんに感謝の気持ちを伝えたい! 手術室あるある「あれください!」

マンガ

こんにちは!Dr.チャッピーです。

更新が遅くなり申し訳ございません。3月末で異動が多く人手不足のため、本業が忙しく更新できていませんでした。

このブログをご覧いただいた皆様に

外科の病気のことをみんなに知ってもらって人生を快適に過ごしてもらいたい

自分のマンガを様々な方に楽しんでもらいたい

というのが私の目標です。

今回は手術の看護師さん(オペ看さん)のエピソードをマンガにしました。

  • 手術室の看護師ってどんな仕事をするの?
  • 手術室看護師あるあるってなに?
  • 外科医はオペ看さんのことをどう思ってるの?

そんな内容となっています!楽しんでください!

手術室の看護師さんあるある「あれください!」

今回は新キャラ

コバケン先生

が登場しました。コバケン先生は一番手術の指導医をしてくれる熱血先生なんです。

コバケン先生については何個かエピソードがあるので、また書いていきたいなーと思っています。

手術室の看護師さんの仕事内容は?

手術室の看護師さんの仕事は

主に

  • 手術中の直接介助(器械出し)
  • 手術中の外回り(外から補助)
  • 器械・手術室の準備・清掃
  • 術前・術後の患者の問診など

となります。病棟の看護師さんの覚える仕事はかなり変わってきます。全ての科の手術と道具を覚える必要があるため、覚える作業はとても多いです。また麻酔の導入の介助もあり、人工呼吸器の導入の手技も覚える必要があります。

個人的には、看護師さんや麻酔科の先生と協力して手術を行うので

チーム医療を強く感じられる場所であると思います。

また患者さんを直接治しているという実感がわきやすい場所かもしれません。

手術室の看護師さんは最初は道具を覚えることから始まります。

たくさん器械があり、全部覚えるのに最初は必死です。言われたとおりに出せるようになってくると、だんだん手術の流れが分かるようになってきます。流れを見て、次に医師が必要とする道具が何かを推測し、何も医師が言わなくても次に必要な道具を出しくれる優秀な看護師さんもいます。

がんセンターや大学病院など大きい病院では一つの手術に術者も看護師さんも固定で入るので

お互いに極めたプロ

であり、クオリティの高い手術が施行されます。

もちろん、市中病院であっても手術の精度は変わらないのですが、執刀医も看護師も

幅広い内容の手術をこなす能力が求められる

ため、一つの手術だけに特化することは病院の役割上難しいのかなと思います。

また地方の病院の手術室の看護師になった場合

人手がいないため、手術の助手を手伝ってもらうことしばしばあります。

どんな病院で勤めたとしても、手術の進行をサポートするエキスパートなんです。

手術室の看護師の仕事形態や収入は?

仕事の形態としては、予定の手術が平日しかないので、平日が勤務で土日は待機(緊急手術が発生したら呼び出されて出勤)という形のようです。

手術の件数が多い病院(特に緊急手術)では

「この手術が終わるまでお願いできる??」

と言われて、残業が多いこともあるようです。(本当にすみません(;’∀’))

その辺りは病院の規模やルールによって異なるみたいです。

収入はこそっと聞いた話だと年収450~500万くらいとのことです。

土日の待機に呼ばれて、一日中緊急手術が入った場合は手取り30万を超えることもあるみたいです。

手術室の看護師あるあるとは?

外科医から見て思うのは

  • 長時間の手術のガーゼの枚数が合わないと地獄
  • 腹腔鏡の手術は眠い(道具の入れ替えが少ないから)
  • 麻酔はできれば早く醒めてほしい(次の手術があるから)
  • 清掃業者に間に合うまでの時間で手術を終わってほしい(清掃業務がプラスされるから)

などですかね?本業の手術室の看護師さんで思いつくことがあれば、マンガにしますので教えてください(笑)

【伝えたいこと】外科医が手術室の看護師さんに対して思うこととは?

正直

「ありがとう」の一言につきます

これを言いたいがために、今回のテーマを書かせてももらいました。

私が勤務している病院は緊急手術がとても多いです。無理を言って、緊急手術を入れてもらうんですが、何とか工面して手術の予定を組んでくれます。複数の看護師さんの残業は発生しますし、本当に申し訳ないなって思うんです。

しかも、私たちは手術をして患者さんの退室が終わったら、一息休憩できますが(もちろん術後管理はしっかりします。)看護師さんは私たちが使った道具の片付けや器械の清掃、薬剤の確認などの地味だけどすごく大事な仕事を行ってくださいます。

本当に感謝してもしきれません。

誤解を恐れずに言うと、私たちは

「ご飯作るよ~」と言って料理を作るだけ作って後片付けをしない夫

みたいなもんです。

外科医を代表して伝えたい

いつもありがとうございます!!

まとめ

今回の学びは

  • 手術室の看護師は手術を円滑に進めるためのエキスパート
  • 手術室の看護師がいなければ私たちは手術できません!!!

でした!!

年収や勤務形態について病院によっても異なるので、あくまで参考程度です。お金の話なども興味がある人がいれば、書いてみてもいいのかなーと思います。

とにかくにも、いつもオペ看さんありがとうという思いが伝わればうれしいです。

興味を持った方はInstagram & Twitter フォローしていただけると嬉しいです。

コメントもお待ちしております。

今日はこれで終わりです。最後までご覧いただきありがとうございました!!

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